導入事例
株式会社JTB
営業管理部 営業管理課 オフィスインフラ担当 井内様(左) 営業管理部 営業管理課 グループリーダー 本間様(右)
- 取材日
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- 2021年3月18日
- 目的
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- 在宅勤務者用PCの情報漏洩対策
- 働きやすさの改善に伴う生産性の向上
- 課題
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- リモートデスクトップ固有の問題が発生
- 業務パフォーマンスの低下
- 効果
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- ストレスフリーな業務環境を実現
- 社内での機動性が向上
- PC端末などの資産を統一管理
Before|導入前
リモートワークを始めたきっかけ
本間様:JTB Web販売部では国内外の個人のお客様を対象とした旅行予約サイト「JTBホームページ」「るるぶトラベル」「JAPANiCAN.com」を運営しております。
私が所属する企画チームでは、数字の面から経営状態を改善する経営企画、営業・販売面の全体方針を作る営業企画の機能を担っています。
社内外での働きやすさを改善することにより、生産性を向上させる取り組みの一環として、新しいファシリティ環境の構築に以前より取り組んできました。
そんな中、新型コロナウイルスの感染拡大対策として、在宅勤務環境を整備するため、それまで試験的に運用していたリモートデスクトップの仕組みを応急的に部 内広域に導入しました。
リモートデスクトップの課題
本間様:その後、各種運用ルールの整理が進み、社員もリモート環境での働き方に慣れてきたのですが、接続の安定性の課題、サービスの障害等により、リモートでの業務が滞ってしまう状況が生じました。
また、動作レスポンスでしたり、ノートPC側の Webカメラが使えない点など、リモートデスクトップに対する利用上の不満が高まったため、新しいソ リューションの導入を検討し始めました。
一方で、資産管理を効率化するため、それまでデス クトップPC+リモート用ノートPCでの2台運用でし たが、ノートPCのみで業務が完結する環境を構築 することも目指しました。
井内様:システム面においては、既存のセキュリティを担保しつつ、相反する業務効率の向上が必須です。
その為、データの暗号化や保存領域の限定等、柔軟に設計できるツールを探す事になりました。
Shadow Desktopを選んだ理由
本間様:リモート環境において高いセキュリティを確保できることを最優先の条件とし、その上で先ほどお話しした課題を解決できるソリューションを検討することになりました。
「Shadow Desktop」は、データレス構成によるセキュリティを確保しながら、ユーザーは特別に意識をせず、スタンドアロン型のWindows機として扱えることを魅力に感じ、導入を決定しました。
また、他のソリューションと比較しても、導入コスト・運用コストともにリーズナブルであった点も魅力的でした。
井内様:システム担当の目線でいうと「Shadow Desktop」はどの製品よりも導入しやすいという点が最大の魅力でした。
比較対象のツールの中でもずば抜けて導入に際しての環境条件が合致し、トライアルに向けての敷居が低かったことで早急に導入することが出来ました。
After|導入後
Shadow Desktopで課題を解消
本間様:在宅勤務においては、従来抱えていたストレスを感じることがなく、社内と変わらない業務環境が実現できました。リモート会議の運営も効率化され頻繁に実施されています。
また、「Shadow Desktop」導入のタイミングでデスクトップPCからノートPCに切り替えを実施しました。デスクから会議室へもシームレスに移動できることなど、社内での機動性の向上も実感しています。
井内様:「Shadow Desktop」は配布・端末管理も容易で、マスタ化に対しての制限が無く、アプリに対しての相性も良い為、端末量産体制の効率が向上しました。
すでに導入していたリモートデスクトップにおける反省点を踏まえた上での土台が出来ていたため、検証すべき項目を把握しており、評価検証も1か月半ほどで十分でした。
導入後の使用感
井内様:導入作業の際、各種チューニングを行う上で、「Shadow Desktop」自体に起因する問題は生じておりません。データレスであることを意識せずに使用できているという点で、期待通りの結果を得ています。
動作も非常に軽く、スムーズに使用出来ており満足しております。
また従来は暗号化であれば暗号化ソフト単品で管理していくことが多かったのですが「Shadow Desktop」はこれらを一元的に提供してくれるので管理面ですごく楽になりました。
利用者様から驚きの声
古内様:私はアプリ開発の部門におり、社内システム開発における上流工程を担当しています。
業務内容はドキュメント作成やSQLを使って調査などを行っております。データは溜めることが多く、個人フォルダにデータが蓄積されていくことが一般的です。
現在は7割ほどが在宅勤務ですが、今までは別の仕組みを使って持ち出し用ノートPCから会社のデスクトップに遠隔接続していたのですが、すごく動作が重たくて……。
「Shadow Desktop」に変わってから、すごくサクサク動くようになり、こんなに違うのかとビックリしたのを覚えています。
今後、製品を使って試したい事
本間様:全社的に推進されているワーケーションでの活用や、将来的には部内でのフリーアドレスの導入も検討していきたいと考えております。
井内様:OSのアップグレードや、リモートでのアプリインストール等、業務効率の改善をさらに進めていきたいです。
また今後はデータの置場についてクラウドにするのか、ファイルサーバーを拡張するのか、この点もどのように扱っていくかは検討する必要があると考えています。
今後、製品やベンダーへ期待する事
井内様:運用面では特にありません。
システム面では、取得可能なインベントリ情報やログ情報を充実化して頂けるとうれしいです。
Shadow Desktop 導入前後の構成図
導入後、導入前
※ 文中の会社名、製品、ロゴは、各社の商標または登録商標です。
※ 掲載されている情報は、取材日(2021年03月18日)の情報です。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
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会社名 | 株式会社JTB |
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URL | https://www.jtb.co.jp/ |
業種 | 旅行業 |
従業員数 | 27,212(2020年3月31日時点) |
課題 | 在宅勤務者用PCの情報漏洩対策、働きやすさの改善に伴う生産性の向上 |
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